ってなわけでコペン純正エアクリがいかに優れているかのお話。
よく聞くエアクリの話で
「コペンの純正エアクリーナーは効率が悪い、特に象の鼻が効率を悪くしている」
それって本当か?
その効率ってそもそもなんの効率?
吸気効率ですかね?
ここでとある実験の文面(一部抜粋)
・内燃機関は使用条件により回転数を自由に選択しつつ(高速にしつつ)最高馬力を狙う必要がある。従って吸込効率最大の条件よりもむしろ最大吸気量の条件を吟味する必要がある。
これが言うには、吸気効率ではなく、吸気量が大切と言っている。
まあ普通に考えて空気を沢山吸えないと意味ないもんね。
それなら果たして吸気効率を上げたとしても本当に空気量は増えるの?
吸気効率悪くたって多く空気が吸えていればいいんだし。
まぁメーカーが設定した事を「コストが~」と言って否定するのが科学リテラシーの低い素人だから仕方がない。
たしかにコストとの兼ね合いがあるが吸気を疎かにするか?
コスト気にするなら象の鼻なんて付けないでしょ?笑
科学リテラシーに低い素人はチューニング(調律)を行わずにデチューン(離調)するのがお好き。
この考えを頭の隅に置いておくと素人集団SNSを見た時にすぐマネしないで自分の頭で考える事が出来るよ。
結論から言うと、純正のエアクリボックスは発熱源であるタービンやエキマニから遠く離れた所からエアーを吸うように出来ている。
それは象の鼻のおかげであり、絞りにも意味があり、流速を上げる役割がある。
エアクリボックス自体の構造も意味があり、穴を開けるのはタービンやエキマニから近い熱い空気を吸うだけであり、穴が複数空いている事によって空気の流れが悪くなる。
・吸気慣性効果
・コアンダ効果
・脈動効果
この3つが上手いことバランスされている。
だから俺は通常使用で使うことにしている。
おまけ
エアクリボックス下には水抜き用のグロメットがあるが、これが実にすばらしい作りとなっている。
なんとサクラムのあの方もこれを絶賛していた。
俺と同じ考えだなんてマジで俺ってすごいわ。
当然取り外すのは愚の骨頂で何も考えていない証拠だ。
グロメット |
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