純正エアクリーナーの素晴らしさは以前書いた通り。
コペンのキャラクター的にも合っているんだけど、高回転まで回そうとしたときに明らかに抵抗感がある。
なぜなら6,000rpmでインジェクター稼働率が100%に到達するからだ。
そりゃ高回転回らないわな。
そこで俺は考えた。
剥き出しエアクリは空気の量が多くなってリーンになる。
ってことは高回転で濃すぎることはなくなるよなあ。
そしてコペンは剥き出しにしてもタービンやエンジンの熱の影響を受けないようにできるんじゃね?
だってエアクリはフロントグリルから丸見えだし。
ってなわけで剥き出しエアクリにどんなものがあるか見てみる。
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コペン剥き出しエアクリ |
はい、この中でダメエアクリが二つありますね。
一つ目は緑色の毒キノコ、HKSのスーパーパワーフロー。
もう典型的なダメエアクリですね。
熱源であるタービンの間近に熱の逃げる上側にある。
おまけにグリルから直でエアを吸えない。
熱吸いまくりだろ(笑)
これはL400Kコペンのデータだけど、0.1psしかアップしねえwww
そしてこのスポンジ状のエアクリは負圧で縮んで吸気抵抗が増すしゴミ通しまくりのザル。
二つ目はも。ファクのエアクリであるMOFACオリジナルSUSエアクリ。
同上で熱源直近。
ってか、L400KのBLITZと同形状w
この2つは熱を吸いまくりの全損チューン認定です。
他の物は割と下の方から空気を吸うようになっているので大丈夫。
下の方だと夏場にアスファルトの熱を吸うじゃん(笑)とか言い出す奴居そうだけど、タービンの熱の方がヤバいよ。
さて、その大丈夫な物からまた吟味していきましょう。
エアクリ本体の形状を見て長細いのは論外。
透過面積少なすぎるだろ(笑)
クモイモータースのエアクリはダメだね。
タービンにも近いし。
CC-sportもダメだな。
なんか能書きがあるけど、ほんとうに車種ごとにコンピューター解析してるんか?メーカーでも凄いお金のかかりそうな解析だけど。
でも本当に解析していての結果だったら一番エアクリーナー。
透過面積が少ないのが残念だけど。
HALF WAY エアクリーナーキットは論外。
どんだけザルなんw
同じように表面積の少ないのは論外。
BLITZ SUS POWER CORE TYPE LM
エアの通り道に吸気温センサーがあるのは論外。
乱流の元。
零1000 パワーチャンバー
論外
Jworks SUSクリーナーBOX
はい、というわけで、消去法で残ったエアクリーナーがこちらです。
TAKE OFF スーパー元気くん
おめでとうございます!!
下の方まで伸びていて、表面積も大きく、吸気温センサーもエアの通り道にない。
これが最適解だな。
ちなみに剥き出しエアクリに変えると間違いなく低速トルクが無くなる。
理由は空気量が多くなって燃料が薄くなるのが原因らしいけど本当にそうなのかしら。
流速は速くなっているとは思うんだけどなあ、吸気音的に。
で、燃費が伸びるというけど、恐らく吸気音がするため自然とアクセルの踏み込み量を抑えているだけ。