前回は整備と共に情報を書いていたけど、長ったらしくなったので分けることにした。
masayoshizawa氏製書き換えECUのインプレ等はこちらからどうぞ。
「masayoshizawa氏純正書き換えECU」と「D-SPORTスポーツECU」の馬力を比べてみた
L880K 89560-97L26 112200-7210 K01 |
さて、そのmasayoshizawa氏のL880KコペンEUC書き換え及びのECU流用、D-SPORTのECUについて。
・書き換え内容とパーツ仕様
燃料・点火・ブーストMAP最適化
REV(9500)
スピードリミッター・ブーストリミッター解除(移行)
対応ブースト約1.0K(ECU交換でブースト約1.0Kで、約1.2Kで使用の場合はブーコン等で調整必要です)
ハイオク化、プラグ7番必須
タービン、インジェクター、触媒は純正仕様(タービン拡張加工無し)
マフラーは車検対応品
書き換えの中身はD-SPORTやハーフウェイとは全くの別物で、とあるショップとの共同開発で実走行をして煮詰めたデータを提供されている。
内容はアップデートしているらしいがmasayoshizawa氏は分からない。
Dスポの中身は確認したことが無い。
チューニング内容はパワー燃調チューニング。
ブースト圧はECUで制御しているのでマジックタンクとの併用はお勧めしない。
・コペン純正ECUについて
純正ECUは全部で14種類ほどある。
Bは初期型、Lは中期型で燃料のリターンの有無で分かれてる。
97L26は書き換えられるECUは10%しかない。
97L27の112200-7221は書き換えが不可能でマイコンを乗せ換え+納期1ヶ月かかる。
97B40の112200-5301は書き換え不可能。5300は書き換え可能。
97B96は97B97が流用可能。
97B98は97B99が流用可能
97L26は97L27が流用可能。
97L27は97L29が流用可能
97L48は97L50が流用可能。
97L49は97L51が流用可能。
97L50は流用可能品無し。
89560-B2V60 112400-5642はマイコンが異なるため書き換え不可能。
MT→ATはイモビ有り無しでの不可逆流用可能。
MT用はATの制御回路が無くて無理だからっぽい。
つまりATECUはMTにもATにも使える万能EUC
コペンのイモビコンピューターは別ユニットになっていて、イモビコンピューターからの始動不可信号を無視するようにECU内部回路のバイパス処理が適切じゃないと始動しない。
BとLの違いは初期と中期。
・D-SPORTのECUについて
コペン | L880K | 02.06~03.08 | 89560-E081 | 廃盤 | 最高出力80ps/最大トルク11.9kg・m | ハイオクガソリン指定 廃番 |
コペン | L880K | 03.08~12.08 | 89560-E082 | \96,800(¥88,000) | 最高出力80ps/最大トルク11.9kg・m | ハイオクガソリン指定 |
※ご注文の際は必ず車体番号が必要です。
※ノーマルECU下取り不要。
※本製品はハイオクガソリン専用です。
※本製品の装着により、ノーマルのイモビライザーは使用できなくなります。
初期型のECUは廃盤。
理由は、マスターデータ破損によるもの。
なんとか復旧できないかD-SPORTの方でもテスト継続中とのこと。
もしかしたら数年後には再販できるかもしれない。