天井の断熱はいろんな車でやってきたけどマジで効果が高い。
効果が高いんだけど調べると面白い事をしている車の多い事。
天井に制振材のレジェトレックス?レアルシルト?
笑わせてくれる。
天井に重量物をこれでもかと貼り付けて自慢げにしてるのホント草。
重心や動きに影響のある物というのは自動車のルーフ。
軽量ルーフに変更すると、重心の変化、軽量化で動きが替わる。
コペンクーペやS660がCFRPルーフだったりランエボがアルミルーフだったりGRヤリスがカーボンだったりメーカーがどうしてそういうことをするか考えないんかね。
アルミボンネットに吸音材貼り付けとかの断熱処理したりね。
ルーフが軽くなるとどうなるか
ランエボの例でいうと、ルーフがアルミ化となった8MRと9MR。
なんとアルミ化することで-4㎏を実現しており、ロールモーメントで換算すると、ボンネットの高さでより3倍の効果があり、重心高も3mm低くなった。
メーカーが一生懸命ロールモーメントを下げようと努力しているのである。
まぁ物事の本質を理解できないそういうレベルの人達の車にやるからどうでもいいんだけどさ。
スピーカーの時も話したけど、重量物を点で貼り付けて制振するよりも軽量物を面で貼り付けた方が圧倒的に良い。
なんでそんなことが言えるかって?
昔試したことがあるから。
レジェトレックスって無駄に高いじゃん。
そういう層を狙って販売して商売しているから仕方ないんだけど。
だから同じ車種に乗ってる後輩とルーフ断熱したときに2パターンを試した。
レジェトレックスをお札貼りした後輩の車と吸音材を面で貼り付けた俺の車でどう違いがでるか。
結果は超絶素人の俺らには違いが分からなかった。
そう、違いが分からなかったのである。
なら重量増加が最小限に抑えられる方がいいよね、ってことでそれ以来コスパの鬼悪いクソ重レジェトレックスは使ってない。
そんなわけでコペンもそうする。
作業はルーフ半開きの方がやりやすいので半分オープンにする。
まずはこのルーフロックについてるトルクスネジT-30を3ヶ所外す。
ルーフロックは重いから気を付けて |
これ、マジで買ってよかったよ |
そしたら天井中央前後にプラスチックのピンがあるのでこれを外すと内装が取れる。
めっちゃ簡単すぎてヤバい。
内装を外すとルーフには一応ニードルフェルトが付いていた。
ルーフサイレンサパッド 純正品番:63341-97201-000 |
このヤフオク!やメルカリでは絶対に出てこないであろう ☆希少☆L880K コペン 純正ルーフニードルフェルト はもちろん剥がす。
そして再利用する。
ルーフの隙間に詰めていくのだ。
ちなみにこいつ、純正部品番号を見つけた。
ルーフサイレンサパッド 純正品番:63341-97201-000
すごいぜ、ちゃんとあるなんて。
ちぎって詰める |
わお!SDGsだね! |
そしたらとっておきの逸品。
レジェトレックスと大差なく、さらに断熱遮音もしてくれる驚きの高コスパ商品がこちら
よくある断熱のこれ。
よくある車用断熱シート 50㎝×200㎝、厚さ10㎜ 1,518円 |
Amazonとかにも腐るほど売ってる車用断熱シート。
なんと驚きの1,518円である。
これを面貼りしていく。
コロコロローラーで隙間なく貼る。
マジでレジェトレックスとこれの面貼りと比べてみて。
そんなに大差ないからw
値段以上の性能差ないよ。
まぁパーツを取り付けただけで車の変化が分かっちゃう超絶敏感車クラスターならハッキリと違う!って言うと思うけど。
こういう人達はパーツを取り付けるだけでアンダーが減ったとかタイヤ接地感が増えたとか平気で言うから凄い。
常に車の限界域で走行をして違いを見ているのだろう。あっぱれである。
特徴としてはエンジンルームをやたらウネウネさせるのが好きな傾向がある。
俺みたいな普通にイケメンな男とは違うのである。
さて、綺麗に面貼りをしたら仕上げはこちら。
グラスウールである。
これを良い感じのサイズに切ってぱっこりハメるだけ。
グラスウール先輩にはお世話になります。 |
あとは逆手順で元に戻していくだけ。
さて、ここで思わぬ産物が。
このあと試走したんだけど、なんと内装のビビりやガチャガチャ音が一切なくなったのである!!
これにはマジで驚いた。
恐らくぴったりハマって動かなくなったってのと、ルーフロックの閉め方がバッチリだったんだと思う。
ルーフロックのトルクスネジを絞める時は仮止めをしてルーフを閉じてから本締め。
まじでこれだけでがちゃがちゃ音の異音が無くなると思う。
めっちゃ静かで感動したわ笑
コペンはその特性からスカットルシェイクでガチャガチャ音が酷い。
でもこれでかなり改善された。
さらに改善する方法はこちらの日記に記載した。